[祇園ひじり日記(5月8日)-京都・祇園~白川通信-]
●祇園の南側はどこまで?(六道珍皇寺に行ってみた)
あの世とこの世を繋ぐものとは何でしょう?(生死一如とも言いますが…)
「祇園はどこからどこまで?」と聞かれたら、一応「ここからここまで」と言いますが、案外「微妙」です。南は建仁寺まで?(宮川町もあるけど…)
建仁寺の南に「六道さん」と呼ばれる六道珍皇寺があります。5月連休の公開で行ってみました。実はここ、今は建仁寺の塔頭(元は真言・天台系)なので「祇園」かも??
鴨川の松原橋は、昔々「五条松原橋」と言って、弁慶と牛若丸の舞台はこの橋でした。ここから清水寺に行く道は、かつて死者を葬送する道(京都の三大風葬地=鳥辺野)で、「六道の辻」と言われます。
やはり「子どもの死」はどの時代でもショックが大きかったのでしょう。道沿いには「幽霊子育飴」「地蔵堂(西福寺)」など、関連するものが多いです。
六道珍皇寺は、小野篁(おののたかむら)が閻魔(えんま)の使いとして、この世とあの世を行き来した井戸が今も残っている場所(中を覗いてたら、思わず飛び込みそうになりました)!

福井文雄 記&Photo